ウマけりいいでしよ?

ある晩、外資系コンサルティング会社の男性と合コンをすることになりました。
相手の年齢は30代後半から40代前半。一流企業にお勤めですし、酸いも甘いも知りつく
した大人の男性との合コンに胸をときめかせておりました。
いつも以上に念入りにメイク直しをし、女の勝負靴、クリスチャンールブタンの7セン
チヒール(箱根強羅花壇に一泊できる金額)を履いて、いざ会場へ。
ところが、お店の扉を開けた瞬間、それは期待外れだったとわかりました。
「君はどうせ美味しいところ(高い店)なんて散々行ったでしよ?」
「たまにはこういう店にも行っておいたほうがいいよ」
そう言うなり満足げにワインを飲み干す幹事のA氏。
お店のインテリアは陳腐で、居酒屋のようにワイワイガヤガヤ。それでもせめて料理が
美味しいのなら納得できますが、ファミレスに毛が生えた程度のレベル感。予算の安さだ

けで選んだとバレバレです。その後、お通夜合コンになってしまったのは言うまでもありません。
このように、トーク以前に店選びで損している男性は多いですね。

「食事じゃなくてオレを見ろ」的な猛アピール

今後を左右する大事な食事の場にはある程度イイお店を選ぶのが普通です。
にも関わらず、なぜわざわざ相手がガッカリするような店を選定するのか。要因として
考えられるのは、女性に高価な食事をご馳走してきた他の過去の男たちに埋もれたくない
危機感と、歪んだ自己顕示欲が絡んでいるからだと思います。
「いやいや、俺は単純に店の内装にカネかけたところより、昧にこだわった店が好きな
んだ」。一見まっとうに聞こえる考え方ですが、相手が喜ぶかどうかより、自分のこだわり、
印象を優先したいだけに思えます。

 

そもそも、何のために女性を食事に誘うのですか。
「食事をキッカケに相手と関係性を深めていきたいから」ですよね。
であるならば、お店選びの基準は「自分か行きたい好きな店」ではなく「相手が笑顔に
なってくれるお店」であるべきではないでしょうか。
おそらく、知識としては耳タコだと思います。けれども仲よくしたい相手であればある
ほど、自分の存在を認めてもらうことにばかり意識を奪われます。その結果、食事を通じ
て相手が喜ぶもてなしをする基本原則がすっぽり抜け落ちてしまうのでしょう。
決して、贅を尽くした高い店に連れて行ってほしいわけではありません。
どういうお店を選ぶと危険なのか、いくつか挙げます。

女を喜ばせるには美味しいだけじゃダメなのです。男性とは異なり、全身が性感帯だと
言われる女性は、料理の味だけでなく、視覚や聴覚など、それこそ五感全体で味わってい
るのです。したがって次の方程式が成り立ちます。
【女が喜ぶ店選びの方程式】 美味しい 十 内装・雰囲気・清潔感。
次回、お店を選ぶ際はこの要件を満たしているかどうか、チェックしてください。女性
が「感じる」お店を選べば選ぶほど、ベッドへの距離は近くなります。